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日本工業経済新聞社(群馬)
2015/06/11

【群馬】神田工区を事業化 前橋長瀞線バイパス 黒石バイパスも調査着手 藤岡土木の本年度事業


県藤岡土木事務所(坂哲朗所長)は、本年度の事業概要を明らかにした。新規事業として前橋長瀞線バイパス神田工区と上日野藤岡線黒石バイパスに着手。それぞれ測量や詳細設計を行う。寺尾藤岡線バイパスの新鏑川橋も本年度に新たに下部3基を発注する。2020年度の供用を目指し、整備を加速させる。神流町に代わり整備している町道麻生小平線は、小平・新神流川橋両工区が本年度完成する予定だ。
【前橋長瀞線バイパス神田工区】
同バイパスを南へ延伸する新規事業。現在のバイパスの終点となる藤岡市矢場地内の大きなカーブを起点に、南へ現道までつなげる。延長は1・3q。本年度は測量や設計を行う予定で、これから業務を委託する計画。
【上日野藤岡線黒石バイパス】
下日野地内などを流れる鮎川沿いに走る県道。その一部のヘアピンカーブを改良する。観光スポットの「日野高山・二千階段」の入り口から、道なりで北に約800mの場所。この付近に橋梁などを整備し、新たな道路をつくる。延長は約700m。本年度から詳細な測量や設計に入る。
【寺尾藤岡線バイパス】
藤岡市と高崎市を結ぶ新たなバイパスの建設。新鏑川橋はP7・P8が完成し、現在P5・P6の工事中。本年度はさらにP3・P4とA1を発注する。残る右岸側の用地買収も継続して進める。
【国道462号坂原工区】
神流川沿いに走る同線の線形改良。昨年度着工した新高瀬橋は、本年度完成する予定。これで計画する5橋のうち4橋が完成することになる。残る(仮称)梁瀬1号橋は来年度着工を目指し、用地買収や保安林解除手続きなどを行う。
旧道については今後市道として管理していくため、移管手続きの準備に入る。
【国道462号柏木工区】
現場は神流町柏木地内。この付近L1・3q区間を拡幅整備する。L約400mずつ計3工区で整備する計画で、第1、第3、第2工区の順に整備を進める。本年度は昨年度着工した第1工区の整備と用地買収を行う。また第3工区の用地買収も始める。
【町道麻生小平線】
神流町小平地内の町道を神流町に代わり整備する。森戸第1・第2、小平、新神流橋の計4工区で構成され、森戸第1工区はすでに完成した。本年度で小平、新神流川橋工区も完成する予定で、残る森戸第2工区(L0・9q)の用地買収を推進する。
【国道462号魚尾拡幅】
現場は神流町役場から上野村方面へ9qほどの場所。起伏がある道路で、道路脇には大きな岩がある。大型の擁壁などを整備しての道路拡幅と起伏の抑制が目的で、2つの工区に分けて整備を進める。現在も工事中で、来年度の完成を予定する。
【藤岡本庄線中栗須交差点】
現場は藤岡市中栗須地内。右折レーンや歩道を整備し、渋滞緩和を図る。交差点角にあるガソリンスタンドなどの用地買収が進み、本年度文化財調査が進んだところから工事に入る見通しになった。この付近に市が新たな下水道管を敷設する計画があるため、市と調整しながら整備を進める。
【下栗須馬庭停車場線】
JR八高線の踏切前後を拡幅改良する。中栗須交差点から東に600mほどの場所で、来年度の着工を目指し用地買収や埋蔵文化財調査を行う。
【下日野神田線】
高山社跡のアクセス道路の改良と電線類の地中化を行う。昨年度から道路改良は着工しており本年度もさらに進捗を図る。電線類地中化については詳細設計に入る予定。
【一級河川三名川】
高山社跡前を流れる三名川の護岸整備を行う。景観になじむよう、昔ながらの石積みの護岸を整備する。市が進める公園整備などと併せて整備を進める予定。
【藤岡本庄線(藤岡4〜7丁目)】
かねてから計画していた電線類の地中化を始める。整備延長は約300m。地元の了承が得られれば、本年度から工事に入る。
【藤岡本庄線(7丁目〜本郷北交差点)】
マウントアップの歩道をセミフラット化し、併せて側溝を今より大きなものに再整備する。整備延長は約1・2qを見込んでいる。