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群馬県市長会は10日、本県選出の国会議員に要望活動を行った。12市共通で、工事や製造の請け負いに関わる随意契約の限度額を２５０万円へ引き上げること、橋梁などの道路構造物の老朽化対策に要する修繕費の財政措置、市町村管理の高速道路を跨ぐ橋梁の補修補強工事を国や高速道路会社の負担と責任で実施することなどを要望した。
各市別の主な要望は次の通り。
◇前橋市＝本町二丁目五差路の改良、広域幹線道路などの整備促進
◇高崎市＝烏川上流築堤事業の整備促進、国道17号（本庄バイパス）早期整備、広域幹線道路の整備促進
◇桐生市＝北関東自動車道へのアクセス道路整備、国道50号前橋笠懸道路
◇伊勢崎市＝東毛広域幹線道路の整備促進、前橋笠懸道路の整備促進
◇太田市＝新規産業団地の開発、一般廃棄物処理施設整備、鳥獣被害防止総合対策整備交付金におけるイノシシ侵入防止柵の上限単価見直し、２０１５年度農山漁村地域整備交付金県営農地整備事業（経営体育成型）世良田地区予算の追加措置、（仮称）太田ＰＡおよび（仮称）太田スマートＩＣの整備推進と「地域拠点づくり」との連携
◇沼田市＝市街地再開発ビルの再生に関わる財政支援、土地区画整理事業に対する財政的支援の重点配分、公立学校施設の老朽化対策に関わる補助制度の拡充、社会体育施設などの整備に関わる補助制度の拡充
◇館林市＝公立保育園施設整備事業における財政支援、農地防災事業造成施設の維持管理経費における補助制度の創設、国道１２２号バイパス（都市計画道路３・３・16および３・３・３）の整備促進、土地区画整理事業の新たな助成制度の確立、学校給食施設整備事業などに関する財政措置の充実
◇渋川市＝ＪＲ八木原駅およびその周辺整備に関わる支援、橋梁整備の促進、国道17号上白井地区歩道整備事業および綾戸バイパスの建設促進
◇藤岡市＝新学校給食センター建設事業、広域幹線道路などの整備促進、神流川新橋（本庄児玉ＩＣ、吉井ＩＣ連絡道路）の建設促進、世界遺産「高山社跡」の整備事業、公民館など社会体育施設の耐震改修事業補助制度の創設、譲原国直轄地すべり対策事業、老朽水道施設の更新・改良事業に対する国庫補助制度の創設、市街化調整区域における開発許可の緩和、道路沿いの針葉樹の落葉樹への転換
◇富岡市＝世界遺産富岡製糸場の保存整備事業に関わる国庫補助率のかさ上げ、富岡製糸場を核としたまちなか整備、広域連携周遊コースなどの整備、国指定文化財の保存整備に関わる補助金予算確保、国道２５４号神農原バイパスの早期整備、西毛広域幹線道路・安中富岡工区の早期整備
◇安中市＝西毛広域幹線道路の建設促進、国道18号の整備促進、ダム堆砂土浚渫の補助制度の整備
◇みどり市＝広域幹線道路などの整備促進、石田川調整池整備事業の整備促進