建通新聞社(中部)
2015/06/11
【岐阜】揖斐土木西横山BP取付設計を8月に委託
岐阜県揖斐土木事務所は、国道303号「西横山バイパス」整備で2015年度は、バイパス内に建設を計画する「鉄嶺(くろがね)トンネル(仮称)」の取り付け部の道路詳細設計を早ければ8月に委託する。
取り付け部の道路の計画延長は約200b、幅員は7・5b。詳細設計を行い工事に備える。建設地は揖斐郡揖斐川町西横山〜坂内坂本地内。
同バイパスの計画延長は約2600bで、幅員7b(2車線)。バイパス内に延長約2400bの鉄嶺トンネルが建設される。同事務所は、現在までにトンネル本体の詳細設計(日本工営岐阜営業所が担当)や、坂内坂本側のトンネル取り付け部の擁壁詳細設計と法面詳細設計(テイコクが担当)などを実施した。
同区間は幅員が狭く、線形も悪い上、落石や土砂流出が発生するなど危険箇所が多いことから、トンネルを中心としたバイパスを整備するもの。