北陸工業新聞社
2015/06/10
【富山】特養582、老健は49床を整備/県高齢者福祉・介護保険計画
富山県厚生部高齢福祉課は、「県高齢者保健福祉計画・第6期県介護保険事業支援計画」をまとめ、特別養護老人ホーム582床(地域密着型含む)などの基盤整備目標を示した。
現行計画を見直し、新たに15年度から17年度までの3カ年を計画期間とする。地域包括ケア体制の構築を基本目標に、▽高齢者の健康・生きがいづくり▽介護サービスの充実と地域包括ケアシステムの構築▽地域包括ケアシステムを支える体制づくり―の柱を設けた。具体的な施策として訪問介護事業所や訪問看護ステーションの整備、富山型デイサービスの施設整備に対する補助、サービス付き高齢者向け住宅の供給促進などを挙げた。
計画期間中に65歳以上人口が4・2%、要介護(要支援)認定者が13・3%増加することを踏まえ、主な介護サービス量の見込みを明らかにした。施設の整備目標では、特養ホーム582床、介護老人保健施設49床、認知症高齢者グループホーム522床、介護専用型特定施設(地域密着型含む)89床を設置することを盛り込んだ。
圏域別の内訳は次の通り。
▽特養ホーム
・新川 16年度=40床
・富山 16年度=87床、17年度=116床
・高岡 16年度=88床、17年度=164床
・砺波 15年度=29床、16年度=29床、17年度=29床
▽介護老人保健施設
・高岡 16年度=20床、17年度=29床
▽グループホーム
・新川 63床
・富山 135床
・高岡 189床
・砺波 135床
▽介護専用型特定施設
・富山 60床
・高岡 29床