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日本工業経済新聞社(群馬)
2015/06/09

【群馬】前橋市が東部3地区の事業概要を公表


前橋市は大胡、宮城、粕川地区における本年度の事業概要を公表した。3地区での工事は新市建設計画に基づき、いずれも第2四半期中の発注を予定している。このうち、粕川地区は南部幹線(市道粕川2063号線)でL約200mの新設工事を見込んでおり、本年度での事業完了を目指す。
大胡地区は、市道大胡1号線(北)と市道大胡110号線で事業を進める。市道大胡1号線(北)は、前年度に実施した区間からさらに先のL105mの拡幅工事を実施する。同線では滝窪町、横沢町地内を通るふるさと農道から北に向かい、一般県道四ツ塚原之郷前橋線までのL1200mを対象にW6mからW10m(片側歩道2・5m)への拡幅を計画している。
他方の市道大胡110号線は前年度から引き続き、用地補償を進めていく。計画は、大胡町茂木町地内の主要地方道前橋大間々桐生線から主要地方道藤岡大胡線までのL650mを対象にW4・8mからW16m(両側歩道W3・5m)へと拡幅する。途中には大正用水を跨ぐ大茂木橋が架設されているが、L16mのボックスカルバートへの架け替えを計画している。
宮城地区では、宮城133号線と宮城3352号線で事業を進捗する。宮城133号線は、宮城地区大前田町を走る一般県道苗ヶ島飯土井線から粕川地区へ向かう路線で、L500m区間で現状のW6mからW10m(片側歩道W2・5m)に拡幅を計画。本年度は、前年度から引き続きL約100m区間で工事を予定しており、第2四半期に工事を発注する。
宮城3352号線は、未着手区間である苗ヶ島町地内の一般県道三夜沢国定停車場線から西にL約1200m区間で現道の拡幅と新設による整備を計画。前年度は、未着手期間の線形を地元に提示したところで、本年度はこのうちの一部で詳細設計を作成する。
粕川地区では、南部幹線(市道粕川2063号線)と粕川3085号線でそれぞれ工事を実施する。南部幹線は県道苗ヶ島飯土井線から桐生市に向かう路線で、L1500m区間をW10m(片側歩道W2・5m)で整備を計画。本年度は、粕川町一日市地内でL約200mの新設工事を第2四半期に発注する。
一方、市道粕川3085号線は、同線を中心に複数の路線にまたがって事業を進捗。本年度は、北側の市道粕川4255号線のL100m区間、南側の粕川3023号線でL80m区間の工事をそれぞれ第2四半期に発注する。いずれもW6・5mから10m(片側歩道W2・5m)へと拡幅する。