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浦安市企画政策課は、今年３月で廃校となった入船北小学校の跡利用調査検討業務を公募型プロポーザルで委託する。跡利用の事業者選定に向けて前提条件を整理し、募集要項を作成するのが目的。12月中旬までに募集要項を決定し、公開プレゼンテーションを行うなどして来年２月上旬までに事業候補者を選定する。
　　参加資格要件は、同市入札参加業者適格者名簿に登録されていること、または委託予定者に選定された後、速やかに登録申請を行い登録できること。今月18日に応募を締め切り、同30日に第１次審査結果を通知。第１次審査に合格した応募者に対しては７月７日を期限に提案書の提出を求め、同14日のヒアリングを経て委託先を特定し、同月末までに委託契約を結ぶ。
　　業務内容は、�@募集要件の整理�A募集要項案等の作成�B公開プレゼンテーション実施支援（１回程度）�C事業実施に向けた協議支援�D検討委員会の開催支援（５回程度）�E庁内会議の運営支援（３回程度）。
　　募集要件の整理では、すでにある資料などを踏まえて用途地域、学校建築物の特殊性、上位計画等との整合性、その他先進自治体の取り組み事例などを考慮して利用のための事業提案の募集要件を整理。
　　それに基づいて、募集の趣旨（事業目的）や対象施設の概要、貸付に関する事項、募集及び選定スケジュール、応募手続き、応募者の参加資格要件、提案審査（選定スケジュールの詳細内容）、その他（失格要件等）を盛り込んだ募集要項案及び応募様式案、審査基準案を作成する。
　　委託期間は２０１６年３月25日まで、予算額は４９６万８０００円以内（消費税を含む）。事業候補者選定後に行われる市と提案者との事業実施に向けた協議調整にも出席し、必要な助言や議事録の作成も行う。
　　入船北小学校（入船５−45−１）は、児童数の減少に伴い今年３月で閉校となり、入船南小学校と統合された。新校舎は、既存の入船南小学校及び入船中学校の校舎を改修して利用することで、小中学校の連携を重視した小中連携・一貫教育推進のモデル校として位置づけた。
　　入船北小学校の敷地面積は１万５８６８�u。また、残されている建物は校舎棟がＲＣ造３階建て、延べ４５７１・80�u。体育館がＳ造２階建て、延べ８２０・18�u。それにプール（25ｍ）の付属棟がＣＢ造平屋建て、延べ83・16�uなど。