建通新聞社(神奈川)
2015/06/04
【神奈川】小田原市が城山陸上競技場を改修 ラグビーW杯代表練習拠点に
小田原市は、ラグビーワールドカップ2019でのラグビー日本代表チームの練習拠点として使用するため、城山陸上競技場を改修する。本年度に改修工事の実施設計を作成。2016年度に着工し、17年3月の完成を目指す。
神奈川県、小田原市、日本ラグビーフットボール協会の3者が3日に基本合意書を締結した。改修完成後、17年度から日本代表チームの合宿を開始する。
城山陸上競技場(小田原市城山2ノ29ノ1)は、トラック・フィールド・サブトラック、ダッグアウト、管理棟、会議室、トレーニングルームなどを備える総合陸上競技場。これをラグビーの練習場として使えるよう、芝生の張り替え、走り幅跳びピットの移設、管理棟の改修などを行う。管理棟は2階建てで、1階に雨天走路(4×50b)、ホール、受付、放送室、印刷室、医務室、湯沸室、更衣室など。2階にホール、応接室、会議室、トレーニングルーム、湯沸室などがある。
基本合意書の内容は、城山陸上競技場の改修が終わり次第、同競技場で代表チームの合宿を継続的に実施。ワールドカップの成功に向け、相互に協力し連携するという内容。
ラグビーワールドカップ日本大会では、日産スタジアム(横浜市港北区)が国内開催12会場の一つに選ばれている。