建通新聞社(東京)
2015/06/04
【東京】都交通局職員寮跡地 東京建物がサ高住
東京都交通局は、世田谷区用賀に所有する職員寮跡地を活用した「福祉インフラ整備事業」で、事業予定者を東京建物(中央区)に決めた。同社はサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)130戸や60人規模の保育所、看護小規模多機能型居宅介護事業所などを配置する計画で、鉄筋コンクリート造6階建ての建物を2017年4月までに新築する。
交通局が50年間の定期借地権を設定して貸し出すのは、世田谷区用賀3丁目に所有する職員寮跡地の敷地3525平方b。東京建物では、この敷地に6階建ての建物を建設し、サ高住130戸や定員60人程度の小規模保育所、登録定員29人(通所15人、宿泊6人)の看護小規模多機能型居宅介護事業所、訪問介護事業所、居宅介護支援事業所を配置する事業を提案した。都は6月中に同社と定期借地権の設定契約を結び、同社に施設の建設・運営を委ねる。