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日本工業経済新聞社(埼玉)
2015/06/03

【埼玉】さいたま市管工事業協同組合が通常総会

  さいたま市管工事業協同組合は5月28日、さいたま市中央区下落合の埼玉県管工事会館で第58回通常総会を開催し、資材共同購入および共同受注事業の強化、組合員の経営合理化に関する研究・指導などを柱とした2015年度事業計画などを可決した後、役員改選を行い、大澤規郎理事長(富士管工梶jを再選した。副理事長は大熊泰雄氏と積田鉄也氏が再任、新たに瀬田雄一氏が就任して3人体制となった。
 大澤理事長は「昨年を振り返ると、消費税引き上げによる駆け込み需要とその反動が生じ景気のぶれが大きくなり、景気回復が実感できない状態が続いている。このような状況の中、当組合では組合員のご協力により配・給水管布設工事をはじめ、検定満期水道メーターの交換業務やメーター管理倉庫の運用および夜間初期活動の業務受託に取り組みました。一方、組合収入の根幹を成している水道資材の売り上げがここ数年、横ばい状態にありますが、14年度決算では諸経費の節減に努め、03年度から12期連続して経常利益が見込まれています」と、厳しい経済情勢の中でも組合活動が順調に推移していることを報告。そして「今年度は新規事業の『24時間漏水等初期活動業務』とともに、継続事業の『検定満期メーター交換』と『メーター管理倉庫』の業務を水道局から受託しました。今後も引き続き健全財政の確立を目指し、各事業を運営してまいります」とあいさつした。
 この後、大熊泰雄副理事長(椛蜒Nマ工業)を議長に選任し、全議案を原案どおり可決した。