建通新聞社(神奈川)
2015/06/01
【神奈川】求む公共建設発生土受入地 藤沢市などで 神奈川県県土整備局が10万立方b以上で募集
神奈川県県土整備局は、藤沢市など7市1町で、公共建設発生土を受け入れる民間の土地を募集する。募集期間は6月1日〜30日。埋め立て(盛り土)土量が10万立方b以上になる土地を求める。
募集地域は、鎌倉、藤沢、茅ケ崎、大和、海老名、座間、綾瀬−の7市と寒川町。
窪地の埋め立てや、低地の嵩上げなどで、10万立方b以上の土砂が必要となる土地。10dトラックで土砂を搬入できること、法的規制に問題がないことなどが条件。
応募された土地は、土地条件、事業採算性、土地形状、所在地などについて調査し、埋め立て(盛り土)に適した土地と判断されれば、事業地として採用。応募が複数の場合は、応募の中から、適切な土地を選択する方針。決定した事業地は、県都市整備技術センターが借り受け、埋め立て(盛り土)を行い、完了後、所有者に返却する。
県内の公共建設による発生土は建設発生土連絡会議で協議し、これらの土砂を活用しているが、指定できる受入地が不足する地域では、遠方の受入地を指定しなければならず、年々処理が難しくなっている。
そこで、受入地不足地域で、民間の受入地を募集し、土砂の再利用を推進する。
問い合わせは建設リサイクル課まで。