建通新聞社四国
2015/05/29
【愛媛】愛媛県 県立学校耐震改修の発注計画
愛媛県の2015年度県立学校耐震改修工事の発注が始まった。大半が6月に公告され、おおむね上半期中に発注される(表参照)。近隣高校や棟を合冊し25件に分けて入札にかけられる。
15年度には33校42棟の整備が計画されていたが、川之江高校武道場は16年度に延期、大洲農業高校特別教棟は調整が進められており保留状態。
また松山工業高校特別教棟は武道場新築(木造平屋714平方b)と、みなら特別支援学校体育館は特別教棟新築(木造平屋414平方b)と併せて発注される。
県では県立学校施設の耐震化に13年度から重点的に取り組んでおり、13年度には耐震性の向上を図るため、改築や耐震補強とともに、非構造部材の耐震対策として57億1000万円の事業費を投入、14年度に68億1800万円、15年度には61億2100万円を計上している。県立学校の耐震化目標として15年度までに特別支援学校、17年度までに県立高校の整備を完了させる計画。