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建通新聞社(神奈川)
2015/05/29

【神奈川】神奈川県県土整備局 森戸川・大岡川水系河川整備計画を決定

 神奈川県県土整備局は、森戸川水系と大岡川水系の河川整備計画を決定した。森戸川水系では、天神橋など2橋の架け替えなどを計画する。
 森戸川の幹川流路延長3・75`、流域面積約24・5平方`の二級河川。流域は、小田原市、大井町、松田町の1市2町。
 河川整備計画案の期間は30年。主な施工箇所は、▽河口〜関口川合流点間1・4`の河床掘削▽小八幡橋合流点〜富士見橋間0・13`と天神橋(下流)〜関口川合流点0・8`の拡幅・護岸整備▽第一森戸橋・天神橋(上流)架け替え。
 河床掘削、拡幅などは一部を実施中。第一森戸橋・天神橋(上流)の架け替えは全くの未着手で、今後、整備方法などを検討する。
 大岡川は、幹川流路延長は約14`、流域面積約35・6平方`の二級河川。流域は南北に長い形状で、横浜市西区など8区にまたがる。
 河川整備計画案の期間は20年。大岡川分水路から上流区間で時間雨量50_対応の整備を進める。
 主な施行箇所は、▽川島橋〜天谷橋間約1・4`の河道整備(護岸工、河床掘削工等)▽大岡川分水路約3・6`の水門など長寿命化対策▽河口〜中村橋分派点間(大岡川、中村川、堀川、堀割川)の親水拠点整備。
 河道整備の施工箇所は原則として、河道拡幅を伴わずに、必要な護岸工や河床掘削工などを行い河道断面を広げる。現在のところ全区間未着手。
 大岡川分水路は老朽化により機能が低下しないよう施設の更新など適切な措置を講じる。現在、分水路全体の長寿命化計画策定に向けて調査中。今後、全体計画を策定し、これに基づく維持・管理、修繕を行う。
 親水施設整備は、「横浜市地区かわまちづくり計画」に基づき、まちづくりと連携した親水施設などの拠点整備を行うもの。防災拠点としての機能も備える。