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建通新聞社(岡山)
2015/05/29

【岡山】玉野市 市立図書館移転整備 指定管理者募集中

 玉野市は、総合文化センター内にある市立図書館と中央公民館などを市役所西側にある商業施設:天満屋ハピータウン・メルカ(写真)の2階に移転・整備するため、管理運営を行う指定管理者を6月3日まで募集している。
 応募者に両施設の管理運営業務の提案だけでなく、移転に伴う整備改修工事の設計業務(設計費見積含む)と施設機能や仕様に関する創意工夫ある提案を求めており、締め切り後に選考作業を踏まえ市議会に指定管理者の指定承認などを求めていく。応募は所定要件をクリアできれば単体でも複数企業による共同企業体(JV)のどちらかでも可としている。JVの構成員であらかじめ設計業務のみに携わる者として参加する事業者が存在するケースでは、提案が選定されれば指定管理業務には関わらず、別途契約する設計業務および工事監理業務の契約者になるという。順調なら7月上旬には指定管理者・設計事業者を選定するとともに、市や商業施設と協議しながら基本・実施設計作業のなかで仕様詳細などを詰めていく運び。
 移転先建物は、1993年建設の鉄骨造3階建て塔屋2階建て延べ約2万9382平方b。両施設は建物2階フロア北側のスペース4300平方bに整備をイメージしている。概要は、現在蔵書13万冊の図書館部分約2400平方b、中央公民館部分がギャラリーおよびミュージアム機能を含め約1900平方b。
 費用は設計委託費(見積額上限)3425万円、想定工事費(改修費、什器・備品購入)5億6000万円。整備改修工事は入札で施工者を決定、市が施工を行う。
 スケジュールは設計作業が契約後から2016年2月。整備改修工事は16年度事業で17年2月までを想定。指定管理期間は17年4月から5カ年間の予定(議会で確定)。