北海道建設新聞社
2015/05/28
【北海道】日本郵便が札幌・東雁来の郵便処理施設新築入札を公告
日本郵政グループの日本郵便は、札幌市東区東雁来町で計画する新道央郵便処理施設(仮称)新築を一般競争公告した。施工方法などの提案を受け付ける契約後VEを採用。施設は5階建て、延べ約6万5500m²の規模で構想する。参加申込書を6月5日まで受け付け、7月27日午前10時に開札する。
郵便専用施設を道央自動車道札幌ICに近い、東区東雁来町の土地区画整理事業地内(敷地面積5万1000m²)に建てる。
施設はPCaPC造、5階、延べ6万5500m²の規模で構想する。設計は山下設計。工期は2017年4月10日までを設定している。
使用する主要な資機材はコンクリート3万1130m³、鉄骨2450d、鉄筋3440d、PC材8800m³、板ガラス1500m²などとなっている。
参加要件は単体か、2、3社構成の特定共同体。単体と共同体の代表者は、総合評定値が建築1200点以上、電気および管が900点以上で、全てについて通知を受けている者。05年度以降に、PCaPC造、RC造、SRC造で、地上4階建て以上かつ延べ面積が5万3000m²以上の建物の新築か増築、積層ゴムアイソレータによる免震構造の施工を含む工事の元請け実績などを求める。
共同体の代表者以外の構成員は、総合評定値が建築1200点以上または電気、管の場合は900点以上であること。
工事種別が建築の場合は、05年度以降にPCaPC造、RC造、SRC造で、地上4階建て以上かつ延べ面積が2万7000m²以上の建物の新築か増築、電気または管の場合は、延べ2万7000m²以上の建物の新築か増築で、申請した工事種別での工事の元請け実績などが必要となる。
参加申込書は、日本郵政本社不動産部門施設部契約・リスク担当に持参か郵送(書留郵便などの配達記録が残るもの)で提出する。