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日刊建設タイムズ社
2015/05/28

【千葉】355件の適合確認/次世代自動車充電インフラ/千葉市など4市が目標達成

県商工労働部産業振興課は「次世代自動車充電インフラ整備」について5月22日現在の申請状況を公表した。県のビジョンでは、充電インフラの設置箇所を県内市町村ごとに割り振り、県内の設置箇所数を589か所と設定。これに対して5月22日現在で事業者から355件の申請があり、県が適合を確認した。国が一般社団法人次世代自動車振興センターを通じて、本年12月28日まで補助申請を受け付けている。
  県内市町村のうち、千葉市、成田市、木更津市、市原市の4市が申請段階で設置箇所数の目標を達成。設置箇所数は千葉市が55か所、成田市が12か所、木更津市が17か所、市原市が15か所。また本年度で申請を受けて適合が確認されたのは、成田市1か所(花崎町)、鎌ヶ谷市2か所(中沢、初富)、鋸南町1か所(保田)の4か所。成田市と鋸南町は急速充電器、鎌ヶ谷市は普通充電器。
  同事業では、県が策定するビジョンに基づき、公共性を有する充電インフラを設置する場合に、設備の購入費の3分の2を補助する。
  県では同事業に基づき、「電欠の防止」及び地域経済の活性化を基本とする「次世代自動車充電インフラビジョン」を策定し、市町村単位で設定・管理する充電インフラの設置箇所数を定めた。
  設置箇所は、国道、県道、市町村道の実延長を、充電バッテリーの航続距離約60qの約半分の約30qで除した数値を設置箇所数として割り振った。
  充電器の設置場所としては、地域活性化策の観点から、県庁、市役所、町村役場等公共施設、道の駅、遊園地、公園等観光施設、大型ショッピングセンター、カー用品店等商業施設、ホテル、旅館等宿泊施設などを想定している。
  国では、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)を含む次世代自動車の普及促進を図るため、「次世代自動車戦略2010」を10年4月に公表し、20年における新車販売台数に占める次世代自動車の割合を最大で50%(このうちEV及びPHEVは20%)とすること、普通充電器200万基及び急速充電器5000基を整備することなどを目指している。
  県内市町村における充電インフラの設置箇所数は次の通り(カッコ内は県が適合を確認した箇所数。▼は5月22日現在で目標達成)。
  ▼千葉市55か所▽銚子市16か所(6か所)▽市川市10か所(5か所)▽船橋市19か所(15か所)▽館山市16か所(12か所)▼木更津市17か所▽松戸市12か所(9か所)▽野田市13か所(9か所)▽茂原市14か所(7か所)▼成田市12か所▽佐倉市14か所(7か所)▽東金市13か所(5か所)▽旭市14か所(9か所)▽習志野市7か所(2か所)▽柏市21か所(17か所)▽勝浦市9か所(3か所)▼市原市15か所▽流山市10か所(4か所)▽八千代市13か所(10か所)▽我孫子市9か所(3か所)▽鴨川市17か所(10か所)▽鎌ケ谷市7か所(5か所)▽君津市18か所(13か所)▽富津市14か所(7か所)▽浦安市6か所(3か所)▽四街道市5か所(1か所)▽袖ケ浦市6か所(3か所)▽八街市9か所(3か所)▽印西市14か所(8か所)▽白井市8か所(6か所)▽富里市10か所(4か所)▽南房総市9か所(6か所)▽匝瑳市6か所(2か所)▽香取市20か所(8か所)▽山武市15か所(5か所)▽いすみ市9か所(3か所)▽大網白里市6か所(3か所▽酒々井町4か所(0)▽栄町8か所(3か所)▽神崎町5か所(1か所)▽多古町6か所(1か所)▽東庄町4か所(0)▽九十九里町4か所(1か所)▽芝山町4か所(2か所)▽横芝光町9か所(4か所)▽一宮町6か所(3か所)▽睦沢町3か所(1か所)▽長生村8か所(3か所)▽白子町14か所(11か所)▽長柄町3か所(1か所)▽長南町4か所(1か所)▽大多喜町9か所(8か所)▽御宿町4か所(0)▽鋸南町6か所(3か所)k_times_comをフォローしましょう
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