福島建設工業新聞社
2015/05/27
【福島】Jヴィレッジ復興・再整備/5者がCM業務プロポ企画案提出
Jヴィレッジ復興・再整備業務CM業務の公募型プロポーザルは、5者が企画提案書等を提出した。いずれも単体企業。発注者の県電源地域振興財団は、6月上旬の1次審査(書類)で3〜4者に絞り込み、同中旬の2次審査(ヒアリング)で受託候補者を選定する。
復興・再整備事業の新営工事(全天候型サッカー場、新ホテル棟)などの設計検討、工程・品質管理、コスト縮減など各種マネジメント業務を委託する。業務期間は事業完成予定の30年度まで、委託規模は上限約9500万円(消費税込)を想定している。
プロポーザルでは@1級建築士事務所登録ACM業務の受託実績B認定コンストラクションマネージャー等の配置―などを条件に単体企業、JVを公募。25日までに企画提案書、見積書等の提出を求めていた。
財団では現在、審査委員の人選を詰めていて、固まり次第、審査委員会の日程を決める。審査の評価項目は@企業実績(10点)A配置技術者の資格・実務実績(15点)B品質管理実施方針(10点)Cコスト管理実施方針(15点)D工程管理実施方針(10点)Eリスク管理実施方針(5点)F調達・発注管理実施方針(15点)G施設配置計画など技術提案等(10点)Hプレゼンテーション(10点)。見積書で業務コストの妥当性も評価する(配点なし)。
1次審査の結果、5者全てにヒアリングを依頼する場合もある。6月下旬には業務委託契約を結びたい考え。