建通新聞社(神奈川)
2015/05/26
【神奈川】神奈川県住宅供給公社 北加瀬第3・第4団地建替提案競技 大成ユーレックが採用企業に
神奈川県住宅供給公社は、北加瀬第3・第4団地建替事業の企業開発提案競技(設計・施工提案型)で、大成ユーレックを採用企業者に決定した。6月上旬に設計委託契約を結び作成を開始する。建設工事契約の締結は2016年1月を予定。2月上旬に着工し、17年2月下旬に完成。3月下旬に建物を引き渡す。
建設予定地は川崎市幸区北加瀬1ノ1088他で敷地面積7907平方b。2003年に賃貸を終了後、建物を除却。現在は更地となっている。
今回、この敷地を子育て世帯を中心とした多世代が共に安心して暮らせる良好な住宅地として再生することを目指す。総合的な事業提案を求めるため、企業開発提案競技を実施した。建設する建物は、プレキャストコンクリート(PC)造5階一部4階建て。住戸180戸。
企業開発提案競技への参加は2者。大成ユーレックの提案は、事業費評価で53・45点、計画評価で25・55点、総合点79点(100点満点)の最高点を獲得した。