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建通新聞社四国
2015/05/26

【愛媛】愛媛県 松柏トンネル本体工 7月公告

 愛媛県は、地域高規格道路大洲・八幡浜自動車道の八幡浜道路区間で建設する松柏トンネル本体工を一般競争入札するため、7月に公告する。請負契約議案を9月県議会に諮る。入札方式は総合評価落札の標準型。
 概要は延長1090b、幅員10・5b、ナトム工法。明かり部分延長33b、幅員9bも併せて発注される。設計はエイト日本技術開発四国支社(松山市)が担当した。工期は2018年6月を予定。掘削は建設が進められている千丈トンネルの西坑口側からとなる。
 八幡浜道路区間は、八幡浜市大平の八幡浜インターチェンジ(IC)〜郷の八幡浜東IC間の延長は3・8`、幅員9b。05年度に着工し、18年度の完成が見込まれている。総事業費は151億円で13年度末の投資事業費は72億1200万円(進捗率は47・7%)、うち用地補償費は3億3900万円(同89・4%)。
 同区間内では、15年9月の完成目指し千丈トンネル(延長1809b)の建設が進められており、松柏トンネルは千丈トンネルに引き続き建設される。
 高規格道路全体の大洲・八幡浜自動車道は、大洲市北只の松山自動車道大洲北只ICから八幡浜市保内町喜木の保内ICまでの約13`を自動車専用道路として整備される。全体を終点側から「名坂道路(延長2・3`)」「八幡浜道路(3・8`)」「夜昼道路(4・2`)」「大洲西道路(約3`)」と位置付け、終点側の名坂道路から着工。同区間は13年3月に供用開始している。
 夜昼道路区間は、13年度に事業採択され、調査設計などが進められており、約10年間での整備完了が目指されている。起点側となる大洲西道路区間はまだ事業化されていない。