日本工業経済新聞社(埼玉)
2015/05/25
【埼玉】蕨市が中央公民館など要補強なら16年度設計
蕨市は中央公民館など(中央4−21−29)の耐震診断で、要補強となれば2016年度第1四半期にも補強設計を委託、17年度の工事を見込んでいる。耐震診断は相和技術研究所が12月25日までにまとめる。
中央公民館は市民会館、勤労青少年ホームとの複合施設。建物はRC造地下1階地上2階建て、延べ床面積7960・77u。
これまでにスリットを設置するなど応急的な補強を行ってきたが、09年度に策定した市建築物耐震改修促進計画で、公民館を災害応急拠点となる施設と位置付けたことなどから本格的な耐震化が望まれている。
施設はエレベーターが設置されていないなどバリアフリーに対応していないが、17年度は改修工事を行わない見通し。