日本工業経済新聞社(山梨)
2015/05/22
【山梨】プロポで事業者選定 山梨市の公共施設管理計画策定業務
山梨市は、公共施設等総合管理計画策定における支援業務の事業者をプロポーザルにより選定する。6月24日にプレゼンテーションを開き、同月中には絞り込みを行い、7月上旬にも契約を結ぶ。
今回の管理計画の対象は、市保有の公共施設(延べ100u以上で約215棟)をはじめ、インフラ資産(道路L約515q、橋梁約380カ所L約4・5q、上水道等L約216q、下水道等L約149q)、その他固定資産(消防施設約55棟)。現況の調査資料をもとに分析し、総量適正化、将来のあり方などの資料作成や施設評価が業務となる。期間は2016年3月31日まで。
プロポーザルの参加表明はすでに締め切られており、今後は、企画提案書を27日から6月10日までの間に受け付ける。提案では実施体制やスケジュール、策定に関する具体的方針、施設の長寿命化や再配置の考え方を示すよう求め、提案者多数の場合は5者程度に絞り込み、プレゼンテーションに臨むとしている。
提案に対しては評価30点中20点を配分。目的や内容の理解度、分析の項目・内容など、統廃合や長寿命化などの考え方、スケジュール・方法の各項目に5点を配点し、評価を下す。