日本工業経済新聞社(埼玉)
2015/05/22
【埼玉】フィリピンから埼玉県に研修生
埼玉県は、国際協力機構(JICA)の草の根技術協力事業を活用し「埼玉・セブものづくり人材育成事業」で、フィリピン共和国セブ州のサン・ホセ・レコストス大学工学部、サン・カルロス大学工学部の大学生10人と引率教員1人が研修、21日に成果発表会と閉講式が行われた。
研修は、11日の開講式から、県内の協力大学(東洋大学、日本工業大学、埼玉大学、芝浦工業大学)での研修と、協力企業(飯野製作所、二ノ宮製作所、本田技研工業)での実習、さらに日本文化の体験など行った。
閉講式で県民生活部国際課の小池要子課長は、フィリピンに戻って研修で学んだこと、体験したことを周りとシェアして、チェンジにつなげて欲しい。エンジニア、リーダーとなって日本、埼玉との架け橋になることを期待しているとエールを送った。