日本工業経済新聞社(群馬)
2015/05/20
【群馬】群馬測量設計業協会が総会
群馬県測量設計業協会(冨永伸樹会長)は19日、前橋市内のアニバーサリーコート・ラシーネで2015年度の定時総会を開催した。当日は大澤正明知事のほか、倉嶋敬明県土整備部長ら県幹部も祝意に駆けつけた。総会では、任期満了に伴う役員の選任も行われ、冨永会長をはじめとする全理事が再任された。
冒頭、冨永会長が「われわれを取り巻く環境は改善の兆しを見せているが、それに甘えることなく、われわれに与えられた役割を果たしていく必要がある。人手不足がどの業界でも言われているが、若手入職者の確保のに向け、協会としても活発にアピールしているところ。しかし、人材不足の解消には、やりがいだけでなく生活の安定や先を見通せる業界にしていかなければならない。そのためには皆さんの力が不可欠であり、今後も協力してほしい」と要望した。
続く、大澤知事は「昨年度、富岡製糸場と絹産業遺産群の世界遺産登録や東毛広域幹線道路の開通、八ッ場ダムの着工など本県が大きく飛躍した年であった。本年度は、さらなる飛躍のために大型の当初予算を編成した。群馬の発展のため、これからも県の良きパートナーとして協力していただきたい」と強く呼びかけた。
議事では、14年度の事業報告や15年度の事業計画案が審議されたほか、任期満了に伴う役員の選任も行われ、すべての議案が全会一致で承認された。