建通新聞社
2015/05/19
【大阪】大阪府 8高校でESCO 説明会6月1日
大阪府住宅まちづくり部は、北野高校など8高校を対象に、民間資金活用型ESCO事業(シェアードセイビングス契約)を導入する。事業者の提案募集では、省エネルギー率1%以上とし、執務室の蛍光灯ランプをLED照明に改修する提案などの要件を設定。参加条件となる説明会は6月1日、参加表明書は同月2〜8日に受け付ける。提案書提出を経て、選定結果通知は9月4日を予定。
最優秀提案を選定後、事業実施に向けた予算確保手続きを行い、予算承認後、府との詳細協議を経て省エネルギーサービス契約(シェアードセイビングス契約)を締結する。契約期間は最長15年で事業者の提案による。
事業者の業務は、省エネ改修の設計、施工、ESCO設備の運転・維持管理、光熱水費の保証など。
府の民間資金活用型ESCO事業は、33施設で実施中。平均で年間光熱水費6億3000万円の削減と省エネ率23%の効果を上げている。
今回の対象高校と建物規模は次の通り。
▽北野=鉄骨鉄筋コンクリート造3階建て延べ1万5334平方b▽大手前=鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上7階建て延べ1万5909平方b▽高津=鉄筋コンクリート造4階建て延べ1万3154平方b▽夕陽丘=鉄骨鉄筋コンクリート造7階建て延べ1万3775平方b
▽春日丘=鉄筋コンクリート造4階建て延べ1万4834平方b▽三国丘=鉄筋コンクリート造3階建て延べ1万3175平方b▽岸和田=鉄筋コンクリート造4階建て延べ1万3235平方b▽桃谷=鉄骨鉄筋コンクリート造8階建て延べ1万3797平方b