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日刊建設タイムズ社
2015/05/19

【千葉】基本設計のプロポ開始/国保小見川病院建て替え/来月8日まで参加受付

香取市東庄町病院組合(宇井成一組合長)は18日、「国保小見川総合病院建設事業基本設計業務」の公募型プロポーザルを公告し、設計者の募集を開始した。来月8日まで参加表明書の提出を受け付ける。技術提案書の提出期限は6月24日。7月3日に1次審査、同9日に2次審査(ヒアリング等)を実施し、同10日に審査結果を通知する。委託工期は2016年2月下旬を予定。契約金額は4653万9000円以内。
  参加資格は、香取市または東庄町の14・15年度入札参加資格者名簿の建築関係コンサルタントに登載され、国内で竣工(工事中を含む)した病院のうち、05年4月1日以降に100床以上の新病院の基本・実施設計及び工事監理の履行実績があること(過去における設計共同企業体の実績はその代表構成員のみ)など。1次審査は、技術提案書の内容を審査・評価し、概ね5者を通過者として選定する。
  新病院は、現病院に隣接する駐車場と既存官舎を解体した跡地を合わせた敷地に建設する。建物規模は延べ約9110u。病床数は100床(一般病床70床、地域包括ケア病床30床)。
  同病院の敷地面積は約2万3472uで、新病院建設用地は約7985u。敷地の都市計画区域区分は非線引き都市計画区域で無指定。建ぺい率・容積率は60%・200%。駐車場は患者用300台程度(障がい者用専用駐車場スペースも確保)と職員用150台程度を確保し、ほかに駐輪場50台(患者用30台、職員用20台)、バス停などを設置する。
  事業スケジュールは、本年度で基本設計、来年度で実施設計を行い、17年度に着工し、17〜18年度の2か年で建設、19年度の開院を目指す。新病院建設後、既存病院を解体。その後、20年度で外構、駐車場を整備する。
  同病院は、地域医療の中核病院として地域の発展に貢献してきたが、建物は建設後40年以上を経過し施設の老朽化が進むとともに、狭隘化していることから建て替える。
  昨年度に策定した基本構想・基本計画の策定支援業務は麻生が担当した。k_times_comをフォローしましょう
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