日本工業経済新聞社(山梨)
2015/05/14
【山梨】3分割で9月発注 甲州市の屋体非構造部耐震改修
甲州市は本年度、小中学校屋内運動場における非構造部耐震改修を実施する。工事は3工区に分けて9月ころに発注。冬休み期間を利用して改修を図ることになりそうだ。
市内の小中学校屋内運動場にはつり天井が設置されている施設はなく、落下防止対策はガラス、つり下げ型のバスケットゴール、照明器具が対象となる。
現在、設計積算業務(小学校は永田設計、中学校はアルケドアティス)を進めているところで、ガラスはそうではない施設は強化ガラスに取り替える計画で、つり下げ型のバスケットゴールも既存のものは撤去し更新する予定。照明器具に関してはほとんどが改修される見込みとなっている。
一般競争による発注は、塩山南、塩山北、奥野田、玉宮および井尻の5小学校、勝沼町と大和町の5小学校(勝沼、祝、東雲、菱山、大和)、塩山北を除く4中学校(塩山、松里、勝沼、大和)と3分割して対応。9月ころの入札を見込み、工事は冬休みを利用しての実施が見込まれる。全体の事業費は、当初予算に2億3774万円を計上している。