日本工業経済新聞社(山梨)
2015/05/14
【山梨】富士吉田市 鐘山第2配水場を建設
富士吉田市上下水道工務課は、本年度から2カ年で「鐘山第2配水場建設工事」を計画。早ければ来月にも防衛省へ補助金の申請を行う。事業費は本年度の水道事業会計に8億5300万円(2カ年継続費)を計上している。
工事発注は第2四半期以降が有力。内訳は▽配水池建設(ステンレス製タンク3130t)▽電気設備(自家発電設備含む)▽機械設備(場内配管工含む )▽水源建設(深井さく井445o、深さ93m×2)▽管理棟建設(S造平屋地下1階建てで延べ162・3u)のほか場外配管(上吉田忍野線:DIP350oでL290m、200oでL90m)など。分割し、一般競争により発注していく。
第2配水場の建設は、忍野村忍草地内にある既存配水場の老朽化に整備されるもの。2、3q離れた富士吉田市上吉田地内の民有地(畑地)に建設する。用地については賃貸契約を結ぶ考えだ。
給水戸数は約1万9016戸。年間総給水量として680万4649立方mを予定する。
同工事に係る設計業務は、昨年度に白岩設計山梨事務所(同市上吉田)へ委託した。