トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日本工業経済新聞社(群馬)
2015/05/13

【群馬】伊勢崎市が小中学校5校と幼稚園4校を耐震化

伊勢崎市は本年度、小学校5校と幼稚園4校の耐震化を計画しており、第一四半期中に順次発注していく。工事を行うのは、◇豊受小◇赤堀小◇境剛志小◇境東小◇宮郷小−の5校と、◇名和幼稚園◇豊受幼稚園◇あかぼり幼稚園◇あずま幼稚園−の4園。このうち、赤堀小学校の耐震補強工事およびあずま幼稚園の改築工事についてはすでに公告済みで、21日に開札する。当初予算には、小学校の耐震化工事費に約10億円、幼稚園の耐震化工事費に約5億円をそれぞれ計上している。

小学校の耐震化は、いずれもブレース工法を基本とした補強工事を予定しており、発注規模や補修内容から学校ごとに何分離で発注するかをこれから決めていく。
豊受小はRC造3階建て、1976年築の北校舎。構造上は1棟だが、完成時期が分かれていることから2棟に分類しており、合計の延べ床面積は3707u。工事費には1億8000万円を計上している。
宮郷小は1981年築のRC造3階建て、延べ床面積2085uの北校舎が対象。工事費は1億8000万円を充てる。
境剛志小は、1979年築のRC造3階建て、延べ床面積2052uの校舎で工事を実施する。工事費は、1億5000万円を配分している。
境東小は、1976年と1980年築のRC造2階建て、延べ床面積1220uの南校舎で実施する。昨年度から工事を進めており、本年度は2期目の工事となる。工事費は7000万円を計上している。
他方の幼稚園では、名和幼稚園と豊受幼稚園でブレース工法による補強を、あかぼり幼稚園は梁や柱などの構造部で総合的な補強を行う。
名和幼稚園は1973年築のS造平屋建て、延べ床面積424uの園舎が対象。工事費は8000万円を計上している。
豊受幼稚園は、1971年築のS造平屋建て、延べ床面積503uの園舎で工事を行う。工事費は4000万円を配分している。
あかぼり幼稚園は、1977年築のS造平屋建て、延べ床面積834uの園舎。工事費は2億円を盛っている。
なお、小中学校、幼稚園のいずれも本年度の工事ですべて耐震化が完了する。