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建通新聞社四国
2015/05/12

【徳島】鳴門市学校給食C新築 既設解体6月までに

 鳴門市は、「新学校給食センター」の建設に着手するため、建設地にある既設建物の解体工事を6月までに発注する。建築本体については、補助金の交付を条件に、現時点で7月以降の議会承認案件として6月末までの工事発注を見込み、工事発注見通しに盛り込んだ。
 市農業センター(大津町備前島松の本218)の跡地約1・4f内で敷地面積5000平方b以上を確保し、鉄骨造2階建て延べ2821平方bの規模の施設を建設する。2000食のアレルギー対応食が提供可能な専用調理室の配備などが特徴。すでに大麻学校給食センターが稼働している大麻地区を除く13幼稚園、13小学校、4中学校に計5000食(米飯6000食)を提供する。16年9月までの配給開始を目指している。
 見込まれる工事は、既設解体工事のほか、建築主体工事、電気と管の建築付帯設備、外構など。本体工事の発注は補助金の交付が前提条件としており今のところ流動的だが、既設解体は予定通り事前工事として実施する計画。既設建物は鉄筋コンクリート造2階建ての元大津中学校校舎棟など総延べ1750平方b(鉄筋コンクリート造2階建て延べ605平方b、鉄骨造平屋655平方b、木造平屋490平方b)。
 15年度当初予算には、建設事業費として16年度債務負担行為限度額17億1200万円の設定と5億3500万円を確保している。
 設計は宮建築設計鳴門支店(鳴門市)が担当。