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日本工業経済新聞社(山梨)
2015/05/07

【山梨】上野原市バリアフリー構想 駅周辺を重点整備

 高齢者や障害者などの移動や施設の利便性・安全性の向上を図るため、上野原市は「バリアフリー基本構想」を策定した。重点整備地区は「上野原駅周辺」と「四方津駅周辺」で、駅を中心とした一体的なバリアフリー化を進める。
 同構想の目標年度は、 国の基本方針とあわせて2020年度に設定。それを基に各事業者が本年度内に特定事業計画をまとめる。
 上野原駅周辺地区について同市では、▽JR上野原駅および連絡通路(駅南口バリアフリー化、エレベータ設置)▽同駅北口駅前周辺(手摺りや照明増設)▽同駅南口駅前広場(多機能トイレ、駐車場)▽桂川新田地区近隣公園河川管理用通路▽市道上野駅南口駅前広場線▽島田コミュニティセンター▽上野原スポーツプラザ▽桂川新田地区近隣公園−などの整備を推進。
 また県では、県道520号吉野上野原停車場線、県道35号四日市場上野原線、県道506号新田松留線などの整備。県警察本部上野原警察署では島田駐在所前交差点の道路改良を予定する。
 そのほか、周辺地区には▽JR上野原駅(事業主体:東日本旅客鉄道八王子支社)▽JAクレイン島田支店(クレイン農業協同組合)が含まれている。
 一方、四方津駅周辺地区について同市では、▽市役所巌出張所(通路手摺り、トイレ)▽駅北口駅広場▽コモアプラザからJAクレインファーマーズコモア間(歩道整備)−などの整備を推進する。
 JR四方津駅(東日本旅客鉄道八王子支社)は、構内のバリアフリー化、段差解消を行う。
 周辺には、JAクレインファーマーズコモア(JAクレイン)や、コモアプラザ(公正屋)、コモアブリッジ(コモアしおつ団地管理組合法人)の整備も含まれている。