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建通新聞社四国
2015/05/01

【愛媛】松山市 児童クラブ室整備へ4・7億円 

 松山市は、小学校区に整備を進めている児童クラブ室施設整備で2015年度に味酒小学校区や桑原小学校区などに12クラブの設置を計画、当初予算に4億7360万円を計上している。15年度に設置される12クラブは現在設置されている校区に増設設置される。
 児童クラブは、保護者が働いているなどの理由により、昼間留守になる家庭の小学校1年から3年までの児童を対象に設置されていたが、15年度から対象児童を小学生全学年に拡大した。このため増加する入会児童に対応するために増設することとなった。
 施設は校舎内の空きスペース改修や新棟建設により対応。新棟建設の場合は軽量鉄骨プレハブ造平屋または2階建て延べ100〜300平方bとなるもよう。
 現在、各小学校と設置形態や収容人数などの協議が進められている。協議がまとまれば設計に着手することとなるが、公共建築課の直営と外注による委託となる。
 14年度末現在、小学校55校区のうち、必要とされる45校区に設置されている。受入規模は必要とされる児童数により、各児童クラブの収容数に幅があり、1クラブにつき30〜90人規模となっている。
 一方、番町小(二番町)、興居島小(泊町)、日浦小(河中町)、五明小(菅沢町)、坂本小(久谷町)、浅海小(浅海本谷)、立岩小(猿川原)、怒和小(元怒和)、津和地小(津和地)、中島小(長師)の10校区では離島や児童数が少ないなどの観点から児童クラブは設置されていない。