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建通新聞社四国
2015/05/01
【高知】水源のさと石原「北郷」発電所 上期中に公告
高知県公営企業局は、土佐町の地蔵寺川に小水力発電所「水源のさと石原『北郷』発電所」を建設するため、９月までに一般競争入札で公告する予定。２０１５年度発注分は、取水堰、導水路トンネル、発電所、水圧管路などの土木一式工事で工期は３年３カ月。工事の進捗状況に応じて、16年度以降に建屋の建築工事や横軸フランシス水車設置などの電気工事を別途で発注する。
発電施設は、土佐町西石原の高知分水瀬戸川導水路北郷谷注水部下流部から地蔵寺川取水堰上流部までの間に建設する。北郷谷注水部付近に、取水口と高さ５㍍、堤頂長10㍍で重力式コンクリートの取水堰、延長14㍍、幅４・５㍍、平均水深２・25㍍の沈砂池を建設する。そこから延長５９５㍍の導水路トンネルを開設し、26・５㍍の高さを生かした流れ込み水路方式で発電する。
導水路の終点部には、延長４・５㍍、幅６・７㍍、有効水深１・５㍍の水槽（ヘッドタンク）を建設し、水槽から発電所を結ぶ延長30・１㍍、管径１・２㍍の水圧管路を敷設する。
最大出力は６７０㌔㍗で、一般家庭８３０世帯分に相当する約３００万㌔㍗の年間発電量を見込んでいる。15年度当初予算には建設工事費３億４３００万円と、18年度までの債務負担行為として14億８９００万円を設定している。
実施設計は四電技術コンサルタント（高知市）が担当。
発電施設は、土佐町西石原の高知分水瀬戸川導水路北郷谷注水部下流部から地蔵寺川取水堰上流部までの間に建設する。北郷谷注水部付近に、取水口と高さ５㍍、堤頂長10㍍で重力式コンクリートの取水堰、延長14㍍、幅４・５㍍、平均水深２・25㍍の沈砂池を建設する。そこから延長５９５㍍の導水路トンネルを開設し、26・５㍍の高さを生かした流れ込み水路方式で発電する。
導水路の終点部には、延長４・５㍍、幅６・７㍍、有効水深１・５㍍の水槽（ヘッドタンク）を建設し、水槽から発電所を結ぶ延長30・１㍍、管径１・２㍍の水圧管路を敷設する。
最大出力は６７０㌔㍗で、一般家庭８３０世帯分に相当する約３００万㌔㍗の年間発電量を見込んでいる。15年度当初予算には建設工事費３億４３００万円と、18年度までの債務負担行為として14億８９００万円を設定している。
実施設計は四電技術コンサルタント（高知市）が担当。
