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建通新聞社(神奈川)
2015/04/13

【神奈川】神奈川県東部漁港事務所 15年度の三崎漁港整備・保全 二町谷南1号護岸消波ブロック製作・据付など

 神奈川県東部漁港事務所は、2015年度の三崎漁港整備・保全の各種事業で、二町谷南1号護岸消波ブロック製作・据付工事などを予定している。
 「水産物流通基盤整備事業」の15年度計画は、二町谷南1号護岸消波ブロック製作・据付工事、通り矢1号−5b岸壁液状化対策検討設計委託。
 同事業は、漁港の主要な陸揚岸壁などについて、災害発生時にも水産物の供給機能などを失わないよう、耐震化、液状化対策を行う。二町谷南1号護岸については、越波浸水被害を防止するため、護岸施設などの機能を強化し、安全な漁港づくりを推進する。事業期間は12〜18年度。全体事業費は24億1000万円。
 「供給基盤機能保全事業」の15年度計画は、城ケ島大橋鋼桁部機能保全工事84b、仲崎出漁準備岸壁機能保全工事99・7b、油壺1号岸壁機能保全工事73・5b、小網代2号物揚場機能保全工事30b、小網代3号物揚場機能保全工事30bと、次期機能保全計画策定の委託。
 同事業は、多くが昭和20〜50年代の整備で、施設の老朽化が進んでいる漁港施設の維持管理を計画的に取り組むことで、施設の長寿命化を図る。事業期間は09〜15年度で全体事業費は19億8000万円。
 「防災対策支援事業」の15年度事計画は、異常気象監視施設、防災情報伝達施設の設置工事(16年度以降)に向けた三浦市防災部局などとの調整と三崎漁港漁業地域防災協議会の企画、運営。
 同事業は、県、市、地元関係者などの協働で異常気象監視施設や防災情報伝達施設を整備し、リアルタイムな情報を提供するで、地震・津波による災害の未然防止、被害の拡大防止を図る。また、ピックアップ型トラックを配備し、災害発生時の物資運搬、路面補修などの迅速化を図る。事業期間は13〜18年度で全体事業費は約2億5000万円。