日本工業経済新聞社(群馬)
2015/04/10
【群馬】みなかみ町が徒渉橋の上部工を発注
みなかみ町は本年度、都市計画道路真政悪戸線上に架設する(仮称)徒渉橋の上部工を発注する。工事は、国の交付決定時期にもよるが、第1四半期中の一般競争入札を目指している。当初予算には、事業費4億2700万2000円を計上しており、その大部分を工事費に充てている。新設するのは利根川を越えるL96・5mの橋で、桁の工場製作から架設までを一括して発注する。
(仮称)徒渉橋は、L96・5m、W15m(車道幅員7m、両側歩道W4m)の鋼2径間連続非合成箱桁橋。下部工は、先行して2011年度に完成している。
本年度は、上部工の桁製作と架設を一括し、一般競争入札での発注を予定している。
入札時に設定する条件については、これから詰めていく。発注時期は、国の交付決定にも左右されるが、第1四半期中に公告し、6月定例議会へ契約議案を上程する考え。工期は、30カ月を見込んでいる、
同線では本年度、この工事のほかL210mの舗装工事も計画しており、5月ころに指名競争入札で発注する。
工事を行うのは、整備済みとなっている月夜野中学校の北側から東へ向かったL210m区間。現在は、舗装を残したL250mの新設工事が発注済みとなっている。
同線は、都市計画道路悪戸矢瀬線から東に延び、利根川を越えて国道17号に接続するまでのL2420mを対象にW16mで新設を計画している。
これまでに、利根川の左岸側からL約300mと月夜野中学校の北側L約200mが整備済みとなっている。このほか、利根川の右岸側で、悪戸矢瀬線から月夜野中学校までの新設工事が発注済み。
今後については、利根川の左岸側で整備済みとなっているL約300m区間から、さらに東側L210mで新設工事を計画しているが、工事着手は徒渉橋の架設工事完了後を予定しているため、早くても2019年度の着工となりそうだ。