日刊建設工業新聞
2015/04/10
【鳥取】駅南庁舎は保健所へ衣替え/SRC6階建て2万7648u
鳥取市は、鳥取市保健所設置基本構想案をまとめた。案では駅南庁舎を保健所として整備し、さざんか会館やさわやか会館等周辺の関連施設や県東部医師会、県東部歯科医師会、県薬剤師会東部支部等関係機関との連携を図るとしている。施設の整備時期については現在進めている新庁舎整備事業との調整を図りながら検討を進める。
鳥取市は2018年4月をめどに中核市への移行を目指し、県との間で以降に向けた準備を進めている。中核市に移譲される権限のうち最も多くを占めるのが保健所に関する権限で、市は独自に保健所を設置する必要がある。
駅南庁舎は、鉄骨鉄筋コンクリート造6階地下1階建て、延べ2万7648平方bで、1989年に建設されている。利用計画では1階を保健所、保健センター、2階は市立中央図書館、3階に診察室・待合室、4階は駐車場、5階に診察室・相談室を整備する。このほか犬・ねこ等の収容施設や衛生検査業務をを行う施設などについて今後、検討を進める。