北海道建設新聞社
2015/04/10
【岡山】岡山市 旧内山下小学校跡地を活用 企画競争提案募集
岡山市政策局政策企画課は7日、北区丸の内の旧内山下小学校を活用した賑わい創出事業実施業務の公募を開始、企画競争で実施する。応募参加登録および参加資格確認書類の提出は16〜17日の2日間。提案書を5月11日まで受け付け、同月18日に審査結果を通知する。
業務では、校舎の活用を前提とした賑わいの創出を検討する。広く市民や観光客が利用・鑑賞できるものとし、校舎の近代建築物としての歴史的・文化的価値を損なわないため、現状の外観は保存、内部造作を活用するなど建築物の保存と調和を図る。
旧内山下小学校は、かつての岡山城西の丸郭に当たり、敷地の西端に位置する国指定重要文化財の西丸西手櫓や敷地周囲を囲む石垣など城の遺構が残されていることから全体を歴史公園として整備することを基本とし、城の入り口に当たることから「ウエルカムゾーン」として位置付けている。校舎は1933年、34年、37年に順次建築された鉄筋コンクリート造3階建て総延べ5191平方bの市内最初の鉄筋コンクリート造校舎。