建通新聞社
2015/04/09
【大阪】府入札参加資格者 8・6%減の6102者
大阪府の2015年度建設工事入札参加資格認定で、4月1日時点の認定者数が6102者であることが分かった。今回は、15〜16年度有効の初年度(工事)となる。14年4月1日時点の認定者数6676者に比べ574者(8・6%)の減となった。
全体の傾向として、各工種のDランクの減少数が大きく、今回の申請から社会保険の加入を参加資格認定として必要な条件に加えたことも影響しているものとみられる。
15年度認定者のうち、WTO対象工事の入札にも参加できる一般競争入札登録業者数は260者で、14年4月1日時点の289者に比べ29者の減。経常JVの認定者数は5者で、14年4月1日時点の6者に比べ1者減少した。
主要5業種を見ると、「電気工事」の9・7%減をはじめ、「建築工事」の8%減、「土木工事」の7%減などとなった。ランク別では、電気Dランク18・6%減、土木Dランク14・6%減、建築Dランク14・2%減が前年比で10%を超える減少となった。
また、測量・建設コンサルタント等登録業者数は1123者で、14年4月1日時点の1052者に比べ71者(6・7%)増加した。今回は14〜15年度有効の2カ年度目。