建通新聞社(神奈川)
2015/04/06
【神奈川】高座清掃施設組合 新ごみ処理施設のPFI入札 三菱重工環境・化学エンジニアリンググループに決定 落札金額289億円
高座清掃施設組合(海老名市本郷1ノ1)は、新ごみ処理施設整備・運営事業のPFI入札(総合評価、DBO方式)で落札者を三菱重工環境・化学エンジニアリンググループに決定した。落札金額289億円。6月中旬に建設工事の請負本契約を結ぶ予定だ。
グループの代表企業は三菱重工環境・化学エンジニアリング。構成員は重環オペレーション。協力企業は、焼却灰等資源化企業がツネイシカムテックス埼玉、メルテック、中部リサイクル。その他がフジタ横浜支店、人の森、相鉄企業。落札金額289億円の内訳は、設計・建設費162億6000万円、運営・維持管理費126億4000万円。
PFI入札には3グループが参加し、落札グループの総合評価点は218・56点。他の2グループは192・51点と210・19点。
事業予定地は、海老名市本郷1ノ1。組合敷地面積約6・0fのうち事業用地は約1・59f。建ぺい率50%、容積率100%。整備する施設は高効率ごみ発電施設とマテリアルリサイクル施設(破砕選別施設)。基本計画・基本設計は日本環境衛生センター(川崎市川崎区)が担当した。
事業期間は設計・建設が建設工事請負契約締結日から2019年3月末までの約4年間。運営・維持管理期間は19年4月から51年3月末までの20年間。