建通新聞社
2015/04/06
【大阪】大阪府 大建と浦野を特定 2高校改築設計
大阪府住宅まちづくり部は、吹田東高校などの改築計画に伴う基本・実施設計(建築・設備一括)の公募型プロポーザルを行い、最優秀提案者に吹田東高校で大建設計(大阪市西区)、成城高校で浦野設計(大阪市中央区)を特定した。納期は2016年12月12日。18年度中の完成を目指す。
吹田東高校は、既存校舎が鉄骨造でアスベスト含有吹き付け材による耐火被覆を施しており、給排水管設備も劣化しているため、建て替えにより耐震化を図る。新校舎は、鉄筋コンクリート造4階建て延べ9818平方bを見込む。場所は吹田市青葉丘南16ノ1。
15年度は設計と仮設校舎設置を進め、下半期にも旧校舎棟撤去工事に着手。早ければ16年度末〜17年度早々に新校舎の建築本体工事を発注する。
成城高校は、既存校舎の接合部の強度不足から補強が不可能と判断され、建て替える。新校舎は鉄筋コンクリート造3階建て延べ4298平方bを想定。場所は大阪市城東区諏訪3ノ11ノ4。
15年度は設計とアスベスト撤去を行い、16年度に旧校舎棟を撤去。同年度末にも新校舎の建築本体工事を発注する。
参加者は、吹田東高校が山田綜合設計・日本設備綜合研究所JV、徳岡設計、大建設計、類設計室、久米設計、ニュージェックの6者。成城高校は浦辺設計・新日本設備計画JV、林設計事務所・施設工学研究所JV、浦野設計、都市環境設計、阿波設計事務所・総合設備コンサルタントJV、類設計室、福本設計・E&SエンジニアリングJV、綜企画設計、ニュージェックの9者。