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日本工業経済新聞社(茨城)
2015/04/03

【茨城】エナリス 常陸那珂工業団地1・6haにバイオディーゼル発電所

 再生可能エネルギーによる電源の開発を進める潟Gナリス(東京都千代田区、村上憲郎社長)は、常陸那珂工業団地(ひたちなか市新光町)の約1・6haをこのほど県から取得し、バイオディーゼル発電所の建設に着手した。
 場所は、常陸那珂工業団地のE−2−2画地。県が以前から継続して募集していた土地で、ことし2月27日にエナリスが5億1307万3000円(1u当たり3万1100円)で取得した。
 これまで太陽光発電やバイオマス・バイオガス発電の構築に取り組んできた同社では、新たにバイオ燃料を使用したディーゼル発電事業を推進。2015年12月期までに出力計161MWの新規発電所の建設を計画。その一環として、常陸那珂工業団地内にバイオディーゼル発電所が建設されることになった。
 なお同社では、未稼働の発電設備(休眠設備)も有効活用すべく、バイオ燃料向けにディーゼル発電所の改造を進めており、昨年8月下旬には北茨城発電所で1号機の運転を開始。自社発電所として初のバイオ燃料による発電事業を手掛けている。
 常陸那珂工業団地においても、同様の発電所を建設したい考え。