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日本工業経済新聞社(群馬)
2015/03/27

【群馬】公営住宅建設で設計 新年度予算

下仁田町(金井康行町長)の新年度当初予算が明らかになった。一般会計総額は48億9300万円で、前年度比4%減。普通建設事業費は5億6747万5000円で、同42%減となった。主な建設関連事業として、公営住宅の設計費600万円などを盛り込んだ。
町営住宅は新年度に設計を行い、2016年度以降に建設する予定。今のところ2棟新築する計画だが「詳細については、これから町長らと話し合って決める」(産業振興課)という。
観光スポットの荒船風穴では見学を有料化するのに伴い、料金所を設置する。駐車場も増やす予定で、測量・登記などの経費約400万円、工事費400万円を盛った。
道路改良費は町道の改良3960万円、その他道路の改良8393万円の計1億2353万円と、前年度から倍増となった。本年度からの繰り越し事業が多いのが要因だという。
主な予定工事は、国道254号から神津牧場(南野牧250)へ続く町道の法面保護や防護柵の設置。国道254号から下仁田南牧クリーンセンタ−(白山204−1)に向かう町道の交差点の角切り。下仁田小と、こんにゃく粉製造メーカーの「荻野商店」(下仁田28)などを結ぶ町道の線形改良など。
橋梁維持には約1億2000万円を盛った。委託に約5800万円、工事に約6200万円を配分している。
このほかの予算は◇小規模農村整備約2800万円◇急傾斜地対策750万円◇町道維持修繕約1100万円◇消防水利維持補修約2000万円−など。
なお、本年度まで特別会計としていた簡易水道事業については、新年度から一般会計に含まれることになった。