建通新聞社四国
2015/03/27
【愛媛】坊っちゃんスタジアムの観客席改修
松山市は、坊っちゃんスタジアムの観客席改修を2015年度から3カ年で行うため、約3億3000万円の事業費を盛り込んだ。3カ年継続の一括発注となり、請負契約は市議会の承認案件となる。発注時期はスタジアムの利用状況などを勘案し今後、検討される。
整備内容は、内野席下段の観客席が白濁化など老朽化したのに伴い取り換えを行う。取り換え席数は1万0197席。バックネット裏の席は背付・肘付跳椅子、以外は背付固定椅子となっている。事業費は15年度当初予算に7000万円、16・17年度の債務負担行為限度額として2億5800万円を設定した。
坊っちゃんスタジアムは2000年3月完成、7月オープンした両翼99・1b、中堅122b、屋内練習場や屋内ブルペン、素振り室なども完備した中四国屈指の規模と仕様を備える本格的スタジアム。規模は鉄筋コンクリート・鉄骨・鉄骨鉄筋コンクリート造の複合構造で4階建て延べ3万3421平方b。設計は石本建築事務所(東京都千代田区)が担当した。収容人数は約3万人で、内野席の下段が約1万0200席、上段が約9800席、外野席が約6200席、立見席が約3800席。
場所は松山市市坪西町の中央公園内。