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鹿児島建設新聞
2015/03/25

【鹿児島】南さつま市入札制度見直し

 南さつま市は、より一層の透明性・競争性の向上を図るとともに、技術と経営に優れた建設業者の育成および公共工事の品質確保の観点から、4月1日から入札制度を見直す。

 主な変更点は、競争入札のすべての建設工事で工事費内訳書の提出を義務付けるほか、予定価格3000万円以上で行っていた予定価格の事後公表を、1000万円以上に拡大。さらに、指名競争入札における指名業者の公表時期を、事前公表から事後に改める。
 また、設計金額が土木一式1000万円以上、建築一式1500万円以上、舗装・管工事それぞれ500万円以上の案件で実施してきた条件付一般競争入札を、設計金額130万円以上に拡大する(災害復旧など特別な理由がある場合は除く)。
 なお、制度適用に合わせて入札情報(案件、閲覧図書等、結果)を市ホームページおよびかごしま県市町村電子入札システムへの掲載をスタート。それに伴い、原則として市役所閲覧室での閲覧図書等はできなくなる。
 問い合わせは、同市総務企画部財政課契約係(рO993・53・2111)まで。