建通新聞社四国
2015/03/24
【愛媛】愛媛県 松柏トンネル 6月にも発注
愛媛県は、地域高規格道路大洲・八幡浜自動車道の八幡浜道路区間で建設する松柏トンネルの本体工の請負契約議案を9月県議会に諮るため、6月にも発注する。
概要は延長1090b、幅員9b、ナトム工法。設計はエイト日本技術開発四国支社(松山市)が担当した。工期は2018年6月を予定。掘削は建設が進められている千丈トンネルの西抗口側からとなる(大洲市方面)。
八幡浜道路区間の15年度整備内容は、松柏トンネルの本体工発注とともに、八幡浜インターチェンジ(IC)がフルインターチェンジへと変更となったため、それに伴う用地買収を15年度は進める方針。
八幡浜道路区間は八幡浜市大平の八幡浜IC〜郷の八幡浜東IC間の延長は3・8`、幅員9b。05年度着工、18年度の完成を見込む。総事業費は151億円で13年度末の投資事業費は72億1200万円(進捗率は47・7%)、うち用地補償費は3億3900万円(同89・4%)。
同区間内では、15年9月の完成目指し千丈トンネル(延長1809b)の建設が進められている。