建通新聞社四国
2015/03/20
【高知】土木A10者増加 県15年度格付
高知県土木部は、3月13日現在の2015年度等級格付けとランク別業者数を発表した。全28業種の延べ業者数は5257者で、前年度当初より43者増えた。この中で土木一式工事の業者数は903者で前年度当初より13者減少したが、Aランクは24者で10者増加した。
全28業種のうち、前年度当初より業者数が増加したのは、鋼構造物工事が12者、とび・土工・コンクリート工事が10者、しゅんせつ工事が9者、舗装工事と水道施設工事が8者など18業種。一方、業者数が減少したのは、土木一式工事13者、造園工事4者、管工事3者など7業種。増減なしは建築一式工事など3業種。
このうちAランクの業者数は、建築一式工事ととび・土工・コンクリート工事が19者、水道施設工事が12者、土木一式工事が10者、舗装工事が7者、造園工事が5者など11業種で増加している。減少したのは、塗装工事、内装工事、さく井工事の3業種が各1者。
15年度のランク基準表の総合点数は14年度と同じ。完成工事高のない業者は、総合点数による本来のランクより一つ下位のランクに位置付けた後(最下位ランクの場合はそのまま)、同一ランク内で完成工事高のある業者を上位、完成工事高のない業者を下位に置き、それぞれについて総合点数の順に並べて位置付ける。
また、コンプライアンス基本方針を策定していない場合は、ライン以上の総合点数であっても2ランクまたは最下位ランクに引き下げる。引き下げたランク内での順位は、完成工事高の有無による変動を確定させたのち、さらにその下位に置き、それぞれの総合点数の順に並べて位置付ける。