日本工業経済新聞社(茨城)
2015/03/20
【茨城】県つくば地域振興課 3300u今川医療福祉G代表が落札
県企画部つくば地域振興課が一般競争入札で公募していた、つくばエクスプレス「万博記念公園駅」周辺の土地3305・97uについて、今川医療福祉グループ代表の今川美明氏が3億3787万円で落札した。今川氏は概算建設費14億7589万5000円で、7階建てマンションを建設する予定だ。
場所は、万博記念公園駅の東側でC22街区G画地。用途地域は準工業地域、建ぺい率が60%、容積率が200%。3月4、5日に入札を受け付け、10日に開札したところ、今川氏のみが参加し、最低売却価格(予定価格)での落札となった。
今川氏の事業計画によれば、賃貸の共同住宅とテナントからなる複合ビルを建設し運営する。RC造7階建て延べ4924・95u、建築面積1206・70uのマンション。テナントには行政書士の事務所などが入居予定。
ことし8月に着工した後、およそ1年の工期を経て来年7月完成を目指す。
なお分譲の主な入札参加条件として、県では、土地の引き渡しから3年以内に建物の建設や営業、賃貸ができることなどを設定していた。