日本工業経済新聞社(茨城)
2015/03/19
【茨城】県立こころの医療センター 既存病室を改修し保護室6床へ増室
県立こころの医療センター(笠間市旭町)は、救急医療体制の強化・充実を図るため既存病室を改修し、保護室として増室する。新年度予算に5761万円を計上予定。
保護室は、興奮、混乱状態にある救急患者を収容する施設。ほぼ満室となっていることから、警察官通報による措置入院など救急患者の受け入れができないケースが生じている。
そのため、昨年8月から精神科救急病棟となった2−2病棟内にある既存の個室(4床)と4床室を改修して、保護室6床として整備する。
なお2−2病棟の稼働状況は、本年度上半期の実績で保護室が88・5%、その他病室が77・5%。