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北海道建設新聞社
2015/03/18

【群馬】東吾妻町が当初予算を公表

東吾妻町(中澤恒喜町長)は、新年度の当初予算を明らかにした。普通建設事業費は10億9900万円で、本年度から15・5%の減となった。主要事業には役場庁舎調査設計委託料2000万円、坂上小学校施設整備事業費1億2987万3000円などを計上。役場庁舎調査設計委託料では、役場庁舎の移転に向けて『岩櫃ふれあいの郷』の調査を実施する。
庁舎移転事業は、移転新築と転用改修の両面で検討が進められていたが、原町地内にある『岩櫃ふれあいの郷』を改修して移転する方針が示されたところ。
新年度は、移転に関する事業費の算出や事務スペースの配置案などを作成し、移転に向けた最終的な判断を行う。同施設は2棟で構成されており、1棟がRC造3階建て、延べ床面積3346u、もう1棟がRC造一部S造3階建て、延べ床面積2343uとなっている。現段階では同施設内にある温泉センター『くつろぎの館』部分を改修し、役場庁舎として利用する見通し。
坂上小学校施設整備事業には、工事費1億2400万円を計上した。中学校の統合により廃校となる坂上中学校の校舎を改修し、隣接する坂上小学校の校舎として利用する。改修するのは、校舎1棟(1990年築のRC造4階建て、延べ床面積3654u)で、階段や教室の内装を小学校仕様に変更する。
八ッ場ダム関連事業には、3億2967万円を計上。渓谷自然公園へ架設する(仮称)猿橋の完成に向けて事業を進捗する。
町民プール解体撤去事業には2200万円を配分。川戸地内にある、閉鎖した町民プールの解体を計画している。町民プールは、プール1基と幼児用プール1基のほか、これらに付属する機械室や更衣室などがあり、いずれも解体して、さら地にする。跡地の利用については現段階のところ未定。
このほか、県単小規模土地改良事業の測量・設計・監理委託料1230万円、同工事費5950万円、道路改良費の測量・設計・監理委託料3500万円、同工事費6000万円、道路維持費の測量・設計・監理委託料900万円、同工事費5700万円、橋梁維持費の調査・設計・監理委託料2700万円なども計上した。なお、一般会計総額は85億1600万円で、前年度から4200万円の減となった。