建通新聞社(神奈川)
2015/03/13
【神奈川】等々力陸上競技場の新メーンスタンドが完成
川崎市の等々力陸上競技場新メーンスタンドの竣工記念式典と内覧会が3月13日に行われ、福田紀彦川崎市長らがテープカットをした。福田市長は「市民の大きな夢であった新メーンスタンドが完成した。設計、施工に当たった皆さんにも感謝したい」と話した。また、同陸上競技場のリニューアルオープンに合わせて新メーンスタンドのコンコースや入場ゲートなどには、ドラえもん、パーマンなど、故藤子・F・不二雄さんの漫画キャラクターのブロンズ像が設置され、同日に除幕式が行われた。
新メーンスタンドはプレキャストコンクリート造・鉄骨造6階建て延べ2万1853平方bで、座席数は7495席。今回の改修では規模を拡大しただけではなく、パーティーシートやペアシートなどさまざまな観客席を導入した。また、Jリーグでは初めてとなる、消費電力の少ないLED照明を採用。南側サイドスタンドの上層階には、北側サイドスタンドに設置されている映像装置と同程度の大型映像装置を設置した。バックスタンド、サイドスタンドと合わせると全体で約2万7500人を収容できる。