建通新聞社四国
2015/03/13
【徳島】阿波市 15年度に市場中体育館設計
阿波市は、市場中学校体育館の改築工事に伴う実施設計費などとして、2015年度当初予算案に1960万円を計上している。実施設計のほか既設体育館の解体設計と地質調査をそれぞれ第1四半期に委託する予定でいる。
既設体育館の規模は鉄筋コンクリート造平屋一部2階建て延べ1270平方b。耐震基準は満たしているものの、1975年に建てられた施設で老朽化が進み手狭でもあるため建て替えることになった。
既設跡地に建設する新体育館はバスケットボールコート2面分の広さを確保するほか、災害時の避難所としても利用するため防災倉庫などの設置も検討している。2階部分は卓球場などとなる見通しだ。総2階構造なども検討していく。
15年度中に設計をまとめ、早ければ15年度中の補正予算で解体工事費を計上し、年度内に解体までを完了させる。16年度に建築工事を発注し、単年度で完成させる。
場所は市場町市場字上野段6ノ3。
なお、市内小中学校の校舎・体育館の耐震対策は、市場中学校体育館の整備で完了する。