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日刊建設タイムズ社
2015/03/03

【千葉】保留地の分譲を開始/県の金田西区整/今月に42街区1画地公告

県県土整備部市街地整備課は、金田西地区特定土地区画整理事業で保留地の分譲を開始する。分譲を予定しているのは、地区北側の大型街区の2街区1画地と都計道中野畑沢線の沿道街区の42街区1画地。いずれも公募での売却を予定している。今月中に沿道街区、6月には大型街区を公告する。新年度は事業費約23億円を投入し、北側大型街区の土地造成や幹線道路、区画道路、雨水・汚水などのライフラインの整備を行う。20150303
 中野畑沢線沿道の42街区1画地は面積約1950u。用途地域が準住居地域(建ぺい率60%・容積率200%)。2街区1画地は面積約6万6000u。用途地域が近隣商業地域(建ぺい率80%・容積率200%)。もう1区画は2街区1画地の西側に隣接する1街区。1街区の面積は約1ha。保留地設定の手続き中で、今後、区画整理審議会に諮り、設定完了後に公募手続きを進める。
 一方、基盤整備は道路として、地区西側を走る金田1号線及び区画道路15―1号線、地区中心部を縦に通る金田岩根線及び区画道路15―2号線、地区最北を東西に走る区画道路12―1号線を整備する。延長は区画道路15―1、2号線が各約250m(幅員15m)、金田1号線と金田岩根線が各約500m(幅員18m)、区画道路12―1号線が約1q(幅員12m)。ライフラインは道路の整備に併せて雨水・汚水管、ガス管の埋設などを行う。
 金田西土地区画整理事業は、東京湾アクアライン連絡道の西側で、県の新たな玄関口として、商業、業務、流通、文化、レジャー等の機能やかずさアカデミアパークとの連携を図った生産・研究開発機能などを有する施設を集積し、多様なラフスタイルに応じた住宅地と調和した多機能複合型の都市の形成をめざして県が整備を進めている。
 施行面積は110・8haで、計画人口約7000人。98年10月に事業認可を取得し事業に着手。その後、08年6月に計画変更を行い、事業期間を10年度から19年度に延長した。
 主な土地利用は、公共公用地25・8ha、宅地85・0ha。宅地は住宅用地46・1ha、施設用地38・6ha。施設用地の内訳は商業・業務等施設用地17・5ha、業務流通等施設用地13・8ha、工業・流通等施設用地1・4ha、その他公益的施設用地5・9ha。k_times_comをフォローしましょう
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